(株)アコーデックスは、画像処理システム開発設計、制御装置、制御ソフトの開発設計を行っている会社です。
画像処理 アプリケーション
機械加工部品などの測定において、ノギスやマイクロメータを使いますが、
測定器の扱い方や、人の差によっては、間違ったり時間がかかったりします。
また、精密な加工部品では慣れた人でも測定個所が多ければ時間もかかりますし、
作業の速さも人それぞれになります。
そんな中、登場したのが弊社開発の自動測定器です。
部品加工の一時検査に使用してみてはいかがでしょうか?
ピロー包装とは
ピローは枕(pillow)と言う意味で、フィルムを枕状にして製品を包装する形態です。
包装フィルムから製袋、内容物充填、ヒートシール、切断、排出する工程を踏みます。
ピロー梱包機は製造ラインでは、必要不可欠な存在にあります。
しかしながら排出後の検査では、まだまだ自動化ではなく、人の目によって検査されている所が多々ある様です。
弊社の画像処理で、省力化のご検討を是非お願いします。
検査といっても様々なものがありますが今回は検査対象(ワーク)への部品の付け忘れ、
欠品がないかを検査する場合を考えます。
この場合、通常する事と言えばステージ上でワークを基準辺となる物へ押し付けるなり、ワークにアライメントマークを設けてカメラで位置ズレを検出してステージをXYΘ移動させて測定基準位置へ運びます。
メカ側で位置決め機構または位置補正可能なステージを準備する訳ですが、今回はステージではなく撮像した画像を移動させて検査を行うことを試行してみます。
・メリット 位置決めステージが不用となり検査装置のコストダウンが見込めます。
最初に動画をご覧ください・・・
データの登録
検査対象ワークの画像を画像パターンとして登録します。
このパターン画像のどの位置に欠品検査部品が取り付けられるのかも登録します。
下の画像ではネジが六ヶ所にとりつけられるワークを登録しています。
試行 1
任意の向きに置いたワークの画像パターンを探します。
下の画像からはワークの位置と傾きが得られます。
試行 2
上の画像情報から画面左上に登録ワークの左上が来るように画像をXYΘ移動します。
その後、ネジ位置にちゃんとネジがあるかを検査します。
欠品がある場合
画像品質(撮像システム)にもよりますが今回は4mmの六角ネジを検出しました。
十分、欠品検査できる結果が得られたと思います。